規 模

墳丘の規模は数メートルのものから仁徳陵古墳、応神陵古墳のように400メートルを超えるものまでさまざまである。古墳の築造は、土砂の掘削、運搬、積み上げ、さらに埋葬施設に使う石材、木材の採取、運搬、などに加えて埴輪の使用する場合は製作も必要となる。これらの作業に動員できる人の数は、葬られる人や、あるいはその家督を継ぐ人の経済力によるところが大きいと考えられる。また、古墳に副葬する鏡、農工具、武器、装身具、土器などの品々や数量も同じである。力のある者は、それだけ豊富な副葬品を伴った、大きな古墳をつくることができるのである。副葬品には現在では製作していない貴重品もある。農工具の原料となる鉄素材の生産は、東日本では行われておらず、その入手にはヤマト政権を介した可能性も高い。

規 模